今は積算をしたり図面を書いたり現場監督の補助など、基本的には先輩の手伝いをしています。12月から初めて現場代理人をしています。 私の両親はともに工業高校を卒業し、祖父もそれぞれ機械設備関係と職人、叔父や親戚も建設業で働いているので、建設業に就職することに反対する人は周りにはいなくてとても恵まれていたと思いますし、自分自身も建設業で働くことに抵抗はあまりありませんでした。
今はとにかく覚えることが楽しいです。特に今自分にできることが少ないので、ひとつでも多く仕事を覚えて役に立てるようにと思います。ちょっとしたことでも何かできることが増えれば自分の為にも会社の為にもなると思うし、前はできなかったことを任されたときはとても嬉しいです。知識が増える楽しさを忘れずに仕事をしていきたいです。 あと私は祖父が職人ということもあり、職人さんをとても尊敬しています。 特に私の目指している仕事は職人さんなしではできない仕事なので、職人さんとはいい関係でないといけないと思います。ですが私はまだ知識も少なくて人と話すのもあまり得意な方ではないので職人さんと話す機会が増えるよう意識しています。自分の伝えたいことがうまく伝わるととても嬉しいです。 就職して、初めて施工図を書いた現場でたくさん失敗をしていろんな方に迷惑をかけたので、施工図を書くのはまだすごく緊張するしとても不安ですが、完成した建物を見たとき本当に泣きそうなくらい感銘を受け、自分の中でとても大きなものを得られたと思いました。入社してすぐ、先輩とお話しする機会があり、その時に「自分が書いた施工図で建設物が形になっていくのが好き」と聞いていたのでまさにこのことかと、この業界に入ってよかったと思いました。この気持ちを忘れずに、これからも頑張っていきたいです。
今の目標は、ひとりで最初から最後まで現場をもてるようになることです。そのためにたくさんものを覚えなくてはいけないし、資格の試験も受けなければいけませんが、自分自身のスキルアップだと思って頑張ります。 いつか後輩ができたとき、今の私の先輩みたいにいろんなことをたくさん教えてあげられるようにもなりたいです。 いつか今よりももっと女性が増えたら、建築から電気、機械設備などすべて女性の監督で現場を進めたりすることも現実になったりするのかなと思っています。 能力のある女性が、その能力をしっかり発揮できる場所がある世の中になってほしいと思います。